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	<title>歴史の中の銘木 &#8211; 津山銘木有馬店</title>
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	<description>屋久杉,木彫,仏像の販売。銘木店が認める数多銘品500以上。</description>
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		<title>正倉院宝物に貴重材としてあしらわれる玉杢や黒柿</title>
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		<dc:creator><![CDATA[管理者]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 08 Oct 2024 04:20:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[歴史の中の銘木]]></category>
		<category><![CDATA[杢目]]></category>
		<category><![CDATA[正倉院]]></category>
		<category><![CDATA[黒柿]]></category>
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					<description><![CDATA[正倉院宝物とは 正倉院宝物とは、正倉院に収められる伝世古群（歴史的文化財）です。聖武天皇の意思を発端に1300年に渡って大切に伝えられてきました。当時の美術工芸品が色彩鮮やかに、ほぼ当初の姿のままで正倉院（741~750 [&#8230;]]]></description>
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<h2 class="wp-block-heading">正倉院宝物とは</h2>



<p>正倉院宝物とは、正倉院に収められる伝世古群（歴史的文化財）です。聖武天皇の意思を発端に1300年に渡って大切に伝えられてきました。当時の美術工芸品が色彩鮮やかに、ほぼ当初の姿のままで正倉院（741~750年建立）には現存しています。<br>9000点に登る膨大な宝物の内95％ほどは奈良時代（710~784年）、日本で制作されたものと考えられています。<br>特に由緒ある宝物には『国家珍宝帳』（756年の聖武天皇四十九日に献納された宝物群）と呼ばれる宝物帳にリストされています。そこには、名称、数量、寸法、重量、材質、技法や由緒に至るまで、詳細な記録が記載されており、現存する9000点の内の百数十点は、『国家珍宝帳』との照合が確認できているそうです。古い宝物が形を保って現存する意味で、世界的に類を見ない宝物群は学術研究や文化教育にも利用され、1998年には正倉院がユネスコ世界遺産に登録されました。<br>（※他国の宝物は王朝交代や政権崩壊の際に、戦争や内乱によって前の王朝の遺産が破壊されることが多く、そのため過去の宝物が残らない）</p>



<h2 class="wp-block-heading">日本に過去の宝物が残った背景</h2>



<h4 class="wp-block-heading">1.天皇制</h4>



<p>1つの王朝が1000年単位で続く事例は世界的に稀なようです。歴史を超えて続いている天皇制が過去の遺品が残る大きな理由となっています。</p>



<h4 class="wp-block-heading">2.当時から長期保管が考えられていた</h4>



<p>正倉院は宙に浮いたような構造です。それにより風通し良く湿度が保たれました。<br>また保管には調温調湿作用のある杉箱が使われました。これらから宝物が当時の状態を維持できたと考えられています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">宝物の素材や樹種</h2>



<h4 class="wp-block-heading">1.素材の種類</h4>



<p>正倉院宝物には、金・銀・銅・鉄・骨・木・竹・漆・絹・麻など様々な素材が使用されてます。<br>また、珊瑚（さんご）や瑠璃（るり）、真珠なども使用されています。</p>



<h4 class="wp-block-heading">2.素材の樹種</h4>



<p>宝物には多種多様な樹種が扱われています。<br>（杉、ひのき、榧、一位、高野槙、欅、桑、樫、たも、シオジ、桐、楠、柿、朴、桜、梅、イスノキ、楓、ナツメ、黒檀、紫檀、鉄刀木、カリン、白檀、沈香etc&#8230;）<br><br>使用される樹種の特徴は、硬質、耐久性がある、模様が美しい、香りがあるなどです。また当時海外（インド・中国）で重宝された黒檀・紫檀なども使われています。木彫、漆器、木箱、書物などの宝物が残っています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">正倉院宝物に選ばれる樹種</h2>



<p>正倉院宝物は9000点に及ぶ宝物群ですが、その中でも『国家珍宝帳』の初めに紹介される「赤漆文欟木御厨子」には欅の<strong>玉杢</strong>が使われています。また縞模様の<strong>黒柿</strong>や高貴の色である紫色の<strong>紫檀</strong>、香木である<strong>沈香</strong>が代表的宝物に使われています。<br>このような樹種による宝物は古代から神聖な意味があり、宗教的な儀式などで使用されてきたと考えられています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">1300年前の木材利用</h2>



<p>当時の木材利用の資料は残っていません。当時すでにノコギリはあったようなので、鋸を挽いて伐採していたのでしょう。そのため伐採できる量には限りがあります。また、宝物に使用される樹種は巨木であることが多いため、伐採には膨大な人手が必要だったと考えられます。<br>さらに、このような美しい木目模様を出す特殊な樹種は、乾燥と加工の工程でも難があります。木が板状になった状態で、捻れることが多くあるからです。加工ではとても硬いため刃物を摩耗させます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">希少材が使われる代表的な宝物</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://t-meiboku-arima.jp/wp-content/uploads/2022/05/20230208-03-1024x1024.jpg" alt="" class="wp-image-3776" srcset="https://t-meiboku-arima.jp/wp-content/uploads/2022/05/20230208-03-1024x1024.jpg 1024w, https://t-meiboku-arima.jp/wp-content/uploads/2022/05/20230208-03-300x300.jpg 300w, https://t-meiboku-arima.jp/wp-content/uploads/2022/05/20230208-03-150x150.jpg 150w, https://t-meiboku-arima.jp/wp-content/uploads/2022/05/20230208-03-768x768.jpg 768w, https://t-meiboku-arima.jp/wp-content/uploads/2022/05/20230208-03-1536x1536.jpg 1536w, https://t-meiboku-arima.jp/wp-content/uploads/2022/05/20230208-03-2048x2048.jpg 2048w, https://t-meiboku-arima.jp/wp-content/uploads/2022/05/20230208-03-450x450.jpg 450w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>
</div>


<p class="has-text-align-left">赤漆文欟木御厨子 素材：欅玉杢（たまもく）</p>



<p class="has-text-align-right has-small-font-size"><em>引用元：奈良国立博物館，「第七一回正倉院展」P15，一般財団法人仏教美術協会，2019.</em></p>



<h2 class="wp-block-heading">おわり</h2>



<p>正倉院には日本を代表する貴重な伝世古群が大切に保管されています。<br>素人目で見て用途が分からない物であっても、時間をかけて丁寧に作られた気品が漂っています。その中には、あえて意匠として使用されている欅の玉杢や黒柿、紫檀などの宝物が含まれます。当時の人たちは特異な木目模様に何を感じとっていたのでしょうか。</p>



<p></p>



<hr>



<p></p>



<p class="has-small-font-size">参考文献<br>大橋一章,松原智美,片岡直樹，「正倉院宝物の輝き」，里文出版，2020.<br>奈良国立博物館，「第七一回正倉院展」，一般財団法人仏教美術協会，2019.</p>
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		<title>銘木に垣間見える「侘び・寂び」</title>
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		<dc:creator><![CDATA[管理者]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 01 Mar 2022 23:42:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[歴史の中の銘木]]></category>
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					<description><![CDATA[「侘び・寂び」は、戦国時代〜安土桃山時代を生きた茶人、千利休（1522~1591年）によって普及した考え方です。織田信長と豊臣秀吉に仕えました。晩年、茶人としての名声が高まるも、秀吉の逆鱗に触れたことで切腹を命じられ、7 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong>「侘び・寂び」</strong>は、戦国時代〜安土桃山時代を生きた茶人、千利休（1522~1591年）によって普及した考え方です。織田信長と豊臣秀吉に仕えました。晩年、茶人としての名声が高まるも、秀吉の逆鱗に触れたことで切腹を命じられ、70歳でその生涯を終えました。</p>



<p>「侘び・寂び」とは、質素なもの美を捉えるものの見方です。戦国時代末期、疫病や天災、飢餓など、明日の見えない暮らしの中で、茶道家や茶人が広めた考え方です。権力者の見るからに豪華絢爛なあり方に対するアンチテーゼの側面があります。アップル創業者・スティーブ・ジョブズ氏の影響で世界的に有名になった瞑想と同様に「侘び・寂び」も禅宗から派生した考え方です。<br>千利休が提唱した「<strong>侘び・寂び」</strong>の考え方と<strong>「銘木」</strong>は共通する部分があると感じています。この点について少し考えたいと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">侘び・寂び</h2>



<p>「侘び」は一見するとマイナスに見える不完全なものに、「寂び」は時間の経過で変化するものに焦点を当て、それらに美しさを捉える考え方です。<br>侘びは英語では「incomplete(不完全)」、寂びは「impermanent(変化)」と翻訳されます。<br>不完全ないびつさや経年変化に美しさを捉える考え方です。日本の重要な美意識の一つです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">銘木に垣間見える侘び・寂び</h2>



<p>銘木と侘び寂びは、<strong>不完全</strong>さや<strong>経年変化</strong>を前向きに捉えようとする点が共通しています。<br>時間の経過が形作る樹木の歪な造形や巨木の木目模様の美しさを評価して銘木と呼ばれます。この歪な形や美しい木目に着目し、造形に極端に振った場合、侘び寂びとは対極の豪華絢爛なニュアンスが強まります。<br>一方で、その成り立ちに着目した場合、侘び寂びに近いニュアンスになります。<br>銘木は侘び寂びと豪華絢爛の二面性を持っているということができそうです。<br></p>



<h2 class="wp-block-heading">銘木のこれから</h2>



<p>SDGSが謳われる社会の中で、巨木の豪華さにだけ着目したものづくりは時代にそぐわなくなってきました。銘木の力強い造形を押し出しただけのデザインでは人の心は動かなくなってきたのかもしれません。<br>一方で銘木にはその成り立ちとして侘びや寂びの要素が含まれています。侘びや寂びは豪華絢爛とは対局の考え方なのに、豪華絢爛をまとう銘木の成り立ちには詫びと寂びの感覚と似た部分があります。同じ素材のどこに着目するのかによって、出来上がるものも変わってくるのだと思います。<br>これは一つの捉え方に過ぎませんが、このようにこれまでとは異なった切り口から銘木を見てみることで、新たな発見があるのだと思っています。</p>



<p></p>


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